今回は「音と子どもの耳」について、少し書いてみたいと思います。
すみれフレンドにテレビは置いてません。もちろんラジオも有線も流れていません。
この頃の幼稚園や保育園には、テレビを置いていない所が増えています。
子育て支援拠点施設でも、おそらく置いていない所が多いと思います。
でも、商店街や遊園地などでは、楽しげな音楽がいつも流れていますよね。
だったら、音楽を流すほうが楽しいんじゃないかなぁ~
と、思った人もいるかもしれませんね。
たとえば、講演会などの音声を録音したものを後で聞いてみると、実際にお話を聞いているときには気にならなかった
音でも、椅子のガタガタ動く音や、紙がこすれる音などが、大きく聞こえたりすることがありませんか?
それは、色々な音の情報が耳から入ってきても、どの音が一番大切で
どの音があまり必要ないのかを脳が勝手に選択してくれるからです。
でも、子どもの耳はその機能がまだ整っていなくて、それがうまくできません。
子どもの耳と脳は7歳くらいまでは大人のように整っていないので、
この録音機と同じような聞こえ方をしているそうです。
だからこそ、子どもが集中して遊んでいる時や生活しているときには、ぜひ音の環境にも
こだわってみてくださいね。